退団のご挨拶〈兵庫県立ピッコロ劇団〉
2024.04.02
2024年3月31日付けで、俳優部の平井久美子、本田千恵子、杏華、山田 裕、橘 義、車 貴玲の6名が退団しました。 応援してくださった皆様に心から御礼申し上げます。誠にありがとうございました。
平井久美子
劇団の創立時に入団し30年間、数々の芝居に携わらせていただきありがとうございました。本当に色々ありました。開演30分前に、長台詞の変更があり震えそうになりながら舞台に立ったり、次のシーンで使う小道具を袖に持ち帰り迷惑をかけてしまったことや、ある海外公演では、船便で送られた舞台装置が着港日に届かず焦った事など、今思えば全てがいい想い出です。
これまで関わってくださった皆様、ご支援くださった皆様に心から感謝申し上げます。
本田千恵子
公演・ワークショップ・大学・演劇学校・司会等の様々な場で沢山の方々と出会い、過ごした時間。国体の司会や芸術奨励賞受賞等の身に余る程の経験。全てはこの劇団に居たからこそ。全てが私の財産であり、今の私を形作りました。在団26年間に出会った皆様、出会えた場所全てに心から感謝申し上げます。今後は故郷・東京へ戻り、引き続き演劇と社会、劇場と地域に拘り、人材育成に携わって参ります。
26年間ありがとうございました!
杏華
21年間、様々な舞台、指導業務等に関わらせていただきました。
演劇をしたくて劇団に入りましたが、演劇を通して人としてどう生きるかを学ばせていただきました。
学び半ばで劇団を去りますが、全部の経験がかけがえのない宝物です。
頂いた宝物と共に新しい場所で引き続き精進します。
出会った全ての方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。
山田 裕
長年に渡り、劇場では温かい拍手やお声掛けを頂きありがとうございました。また、ワークショップや学校現場でも沢山の出会いや多くの方のご協力を頂きました。
劇団で得たものを次につなげられるように努力して行きたいと思います。
またどこかでお会いしましょう!
橘 義
20代で入団し、早いものでもう40代中盤、10月には45歳、四捨五入すれば50歳です(笑)。それは少しオーバーかもしれませんが、次の一歩を踏み出すのであれば今だなと思い退団を決意しました。いくつになっても変化は怖いものですが、演劇というものに携わった経験がこれからの人生を切り開いてくれると信じています。18年間本当にお世話になりました。ありがとうございました!
車 貴玲
ピッコロ劇団の舞台を観劇し、「ここでお芝居がしたい!」と思い入団して早7年。新たな道へ進むことを決心しました!辛いこと、苦しいこと、悔しさで悩んだ日々も、今思えば全て良い思い出!他の人は味わえないような経験をし、素敵な出会いもあり、本当に幸せで学びの日々でした。あの頃よりずっと成長できたはず!笑これからも”表現”は続けていくので、引き続き温かく見守って頂けたら幸いです。
本っっ当にありがとうございました!