ピッコロ劇団 地域との取り組み
子どもといっしょに
ピッコロ劇団では、「あつまれ!ピッコロひろば」という愛称のもと、地域の学校や団体などと連携して、子どもを対象としたさまざまなワークショップや劇づくり支援を行っています。
養父市立建屋小学校 演劇ワークショップ・上演指導
養父市立建屋小学校では、毎年秋、多くの地域住民を招いて、郷土の歴史や特色を題材とした創作劇「ふるさとたきのや物語」を全校児童で上演します。その上演指導としてピッコロ劇団員を派遣。1学期中はワークショップで演劇づくりへの準備を進め、2学期には舞台や小道具を使った本格的な上演指導で先生方とともに劇を作り上げます。
公益財団法人尼崎市文化振興財団 演劇ワークショップ(おでかけアルカイック)
公益財団法人尼崎市文化振興財団が行なっているアウトリーチ事業「おでかけアルカイック」。その演劇部門の講師としてピッコロ劇団員を派遣。子どもたちの表現力やコミュニケーション能力の向上を目指した演劇ワークショップを、尼崎市内の小学校などで展開しています。
中学生・高校生等を対象とした演劇ワークショップ・上演指導
中学生や高校生等を対象に、コミュニケーション能力や表現力の育成などを目的とした演劇ワークショップを実施しています。また、文化祭や学習発表会における上演指導なども行っています。
みんなでいっしょに
ピッコロ劇団では、さまざまなニーズや地域の課題にあわせたワークショップを実施しています。
近年増加している地域の在住外国人を対象としたワークショップや、教員や自治体職員、企業の新入社員の育成を目的としたワークショップなど内容はさまざまです。
ワークショップ にほんごであそぼう!
ピッコロ劇団が、NPO法人小野市国際交流協会、小野市うるおい交流館エクラ(NPO法人北播磨市民活動支援センター)と協力し、小野市周辺で生活する外国人および彼らと関係の深い職場や地域の日本人を対象に開始したワークショップ。
日本語を使ったゲームや表現活動を楽しく体験してもらうことで、外国人を含んだ地域コミュニティづくりを促進し、日本人と外国人がお互いに理解し合い、いきいきと共生する地域社会の実現を目指しています。
近年では近隣の加東市、三木市でも開催しています。
教員・職員等を対象とした演劇ワークショップ
教員や自治体職員、企業社員等を対象に、コミュニケーション能力やグループでの意思決定能力の向上などを目的に、仲間づくりや社会人生活にも役立つ演劇ワークショップを実施しています。
ピッコロわくわくステージ
兵庫県内の中学生を招待し、本格的な演劇の鑑賞を通じて中学生たちに演劇の面白さを実感していただきます。終演後は「バックステージツアー」と題して、舞台がどのように立ち上がるのか、創作の裏側を解説します。
おでかけステージ
兵庫県内の小学校の体育館などへ「おでかけ」し、地域の小学生の子どもたちへ生の演劇の魅力や楽しみをお届けしています。小規模なステージでも上演ができるように、シンプルかつ効果的な舞台装置をはじめ、役者たちによる観客席を巻き込んだ舞台進行など、いつもの劇場公演とは一味違った作品づくりをコンセプトにしています。